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LogBook for Narikawa

エッセイを書いたり、描いた絵をのせたり。

2017年2月10日

   今日は、就職研修最終日。午前中の、求人登録会社の人を呼んでのセミナーで、実質終わりでした。

 

   それを聞くためだけにスーツで登校しなきゃいけなかった。昨日の夜9時に先生からメールが来てました。そのとき寝てたけど。

 

   めんどくさかったなあ。ほんと、付き合わされてる感じでした。就職しない人間はこうも考慮してもらえないんだ。

   所詮茨の道ですね。覚悟はしてるけど、集団の中で孤立してまうのは本当に辛いね。

   1人でいるより、集団の中で誰にも理解されないのがほんとに孤独、というより疎外感を感じて辛い。

 

   社会は広いから、学校とか職場みたいな、ある意味閉鎖的な環境よりはほんとに違うと思う。

   はやく広い世界で1人で生きていきたいなあ。

 

   孤独って言葉は悪く使われがちだけど、孤独自体は、人によってはむしろいいんですよ。僕もそう。

 

   日々の活動拠点に価値観の合う人がいないとか、そもそも1人が好きとか、他人より自分が好きすぎるとか、そういう人はちらほらいるわけです。

   1人でいるのが快適というのは、他人といるのが大好きという人もたまには感じると思います。

   僕のような人は、その快感がむしろ、人と会ってる快感の比率と逆転してるわけです。

 

   つまり、一般的な人の、1人になりたいタイミングの頻度と同じ割合で、誰かに会いたくなったり、しゃべりたくなる。

 

   なんか自分語りしてしまいましたが、とにかく集団に所属するのはもう、幼稚園から今に至るまででほとんど疲れ切っているわけです。

   それを今の学校生活でひしひしと感じているし、就職ともなればなおのことしたくないなあという話。

 

   孤独がいやなわけではないですが、集団の中で価値観が誰とも合わずに理解されないと、特に若い人の集まりにおいて、「理解できない、わからない人」というのは、存在しないのと同義ですからね。

   いてもいなくても同じような、自尊心の持ちようもないこの状態がほんとにいやです。

 

   まあ成績は悪くない(はず)だし、知性は誰よりも高いから、年上や大人には好かれるのだけど。

 

   スーツがあまりにめんどくさくて、一昨日と同じように学校でスーツに着替えました。

   着ていった服は、ベージュのチノパンと、トップスはオックスフォードのワイシャツ、ネイビーのVネックセーター、その上に黒のテーラード。

   いわゆるオフィスカジュアルと同じで、僕が今年から営業活動をする上で、使おうと思ってた服です。

 

   一度、就職するつもりがないことと、就職研修を免除してほしいという相談を先生にしたことがあります。

   正直そんなことを相談したのは我ながら頭おかしかった。修了制作でヘトヘトになってたんです許して。

 

   もちろん先生としてはオーケーするわけにもいかず、といっても決定的な説明もなく、僕の方から折れて、ほとんど宥めすかされる形でここ3日間の研修を受けたわけですが、じゃあせめてスーツだけはなんとかならないかとも言いました。

 

   やはりそれもだめで、ジャケットであればひょっとしたらと思ったんですが、結局だめでした。

   めんどくさいし、敏感肌に合わないしで嫌いなんですよね。

 

   それに、就活しない人間がスーツを着ること自体変だと思う。

   今日も、先生やセミナーの講師に、就活を受ける意欲がある、と思われるのが怖かった。誤解以外の何物でもないですからね。

   僕がほんとにするべき服装は、前述のオフィスカジュアルであるはずだという意識が、今でも強くあるんです。

 

   なので今日は、研修だけスーツで受けて、昼休みになったら着替えました。

   もちろんそんなことするのは僕だけだったけども、ほんとにいい気分でした。

 

   そもそも、朝ジャケットを着た瞬間からの高揚感。

   着るべき服を着ている実感。小遣いではなく(ほぼ全身)バイト代で買ったというのもあって、自我と同一な実感がすごかったです。

 

   やはり服は意思表示としての役割も大きいですね。

   ジャケットを着た瞬間、背筋がスッと伸び、自分に自信が一気に沸き起こってきて、「あ、なんか、なんでもできちゃう!」という感覚に襲われました。

 

   学校で着替えてからも、動きはキビキビとなって、ふとした瞬間に、思わずニヤニヤしてしまったくらいです。

   初めてあのジャケット着たのですが、ほんとに気に入った。 たかがユニクロの服でこんなに高揚するんだから安上がりなものだ。

 

   今日はこんな感じで、出来事というより、主にスーツとジャケットにまつわる、印象に残ったエピソードでした。

   強制的に着せられるスーツとは、やっぱり全然気持ちが違う。

 

   ちなみに、僕はクラスで二番目に背が高い(180ギリギリないくらい)のもあって、クラスでは一番スーツが似合ってると思います。

   高校以来言われなかったことがないから、さすがに自負させてほしい。

 

   そんな僕なのに、皮肉なものですね。

トラッドな服装は、むしろ好きなんだけどね。